北韓の金永南（キム・ヨンナム）最高人民会議常任委員長が、南米ベネズエラで開かれる非同盟諸国の第17回首脳会議に出席するため、経由地の北京を出発したことがわかりました。
複数の北韓情報筋が14日、明らかにしたところによりますと、金永南委員長は、13日夜か14日頃に北京からベネズエラへ出発したものとみられるということです。
北韓が今月9日、5回目の核実験を強行したことから、国際社会は北韓を強く非難するとともに、追加制裁を行うことにしています。こうした中、今回中国入りした金永南委員長が中国の高官と話し合ったかどうか注目されていましたが、両国間の対話はなかったものとみられています。
金永南委員長に先立ち、北韓の李容浩(リ・ヨンホ)外相も12日、北京からベネズエラへ出発したもようです。李外相は非同盟会議に出席したあと、ニューヨークで開かれる国連総会に出席して基調演説をする予定です。
第17回非同盟諸国首脳会議は、13日から18日までベネズエラのマルガリータ島で開かれます。

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