北韓、プルトニウム生産終了か

北韓は使用済み核燃料の再処理を通じたプルトニウムの生産を一旦終えたもようです。
アメリカのシンクタンク、科学国際安全研究所は20日に出した報告書で、7月14日と8月28日に撮影した衛星写真を分析したところ、寧辺の核施設ではプルトニウムの生産過程で出てくる蒸気などが見られず、プルトニウムの生産を一旦終えたもようだとしました。
また、報告書は、三重水素抽出に必要な建物の建設がほぼ終わったもようだとしました。
北韓は三重水素を燃料にした核融合反応を目指しているとみられていますが、三重水素を使用すれば小型化された水爆の開発も可能になります。
北韓はことし1月に4回目の核実験を実施した際、水素爆弾の爆発実験を実施したと主張しています。
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