アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム、サード（THAAD）の新しい配備先に決まった、慶尚北道（キョンサンブクド）星州（ソンジュ）郡にあるロッテグループ所有のゴルフ場を買収するために、国防部がロッテ側と今週中に交渉を始めることになりました。
国防部の関係者が3日、明らかにしたものです。
国防部は、なるべく速やかに配備したい考えで、韓国軍の所有する京畿道（キョンギド）の土地とゴルフ場を交換する形での買収を検討しているということです。
韓米両国の軍当局は先月30日に、サードの配備先を慶尚北道星州郡草田（チョジョン）面にあるゴルフ場にすることを最終的に決めています。
このゴルフ場の面積は、178万平方メートルで、国防部は敷地全体を買収する方針です。
一方、ゴルフ場を運営するロッテ・スカイヒール星州CCは、サード配備先が決まった直後に、「国の安全保障が脅かされている状況を考え、政府の決定を前向きに検討する」という立場を表明しています。

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