ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

米次官補 「核兵器攻撃能力を持てば金正恩氏は死ぬ」

ニュース2016-10-14
米次官補  「核兵器攻撃能力を持てば金正恩氏は死ぬ」

アメリカのダニエル・ラッセル東アジア・太平洋担当国務次官補は現地時間の12日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長について、「核攻撃能力を持てばすぐ死ぬだろう」と述べました。
ラッセル次官補が12日、記者らに対して述べたものです。
このなかで、ラッセル次官補は、「金正恩委員長は、今後、核攻撃を敢行できるほどの力を持つようになるかもしれないが、そうなれば彼はすぐ死ぬだろう。そのため、北韓の核開発は、最も望ましい計画ではない」と述べました。
アメリカ国務省で、韓半島問題を含む東アジア政策の責任者を務める人物が、金正恩氏について名指しで「死ぬ」などと強い言葉を使って警告するのは異例のことで、北韓が核攻撃を強行すれば、金正恩政権はすぐに壊滅するという警告のメッセージとして受け止められています。
また、ラッセル次官補は、「アメリカによる侵略を阻止するために核兵器が必要だと北韓は主張しているが、これは非常に愚かな考え方だ」としたうえで、「核開発は、北韓とその独裁的な指導者である金正恩氏の安全をより危険なものにしているだけだ」と指摘しました。
ラッセル次官補は11日にも、「国連はより厳しい北韓制裁案を取りまとめる作業を行っているが、これも大きく進展するものと確信する」と述べるなど、北韓に対して、連日厳しい発言を続けています。

[Photo : ]

新着ニュース