10月までの脱北者数 去年に比べて21%増加

ことし1月から10月までの間、北韓を逃れて韓国に来た脱北者の数は、1154人で、去年の同じ期間に比べて21%増加したことがわかりました。
統一部が明らかにしました。
脱北者の数は、2009年2914人でしたが、北韓当局が2011年から北韓と中国の国境の監視体制や脱北者への処罰を強化したことなどの影響で減少に転じ、去年、韓国に来た脱北者の数は1276人でした。
これについて統一部は、最近、北韓に対する国際社会の制裁が強まった影響で、海外で働いていた北韓住民が韓国入りを決心する場合が増えているものとみられると説明しています。
ことし10月末現在、韓国に住んでいる脱北者の数は合わせて2万9948人に上っています。
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