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北韓 「米国が望む核放棄は妄想」

ニュース2016-11-11
北韓 「米国が望む核放棄は妄想」

北韓は10日、「アメリカが望む北韓の核放棄は、遠い昔の時代の妄想」だと述べ、核保有国として認めるよう求めました。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、アメリカ大統領選でトランプ氏の当選が決まった翌日の10日の論評で、「アメリカが望む北韓の核放棄は、遠い昔の時代の妄想だ。これからはアメリカが東方の核大国とどのように向き合うべきか決心するときが来た」と主張しました。
トランプ氏の名前には言及しませんでしたが、アメリカの新政権に対し、北韓を核保有国として認めるよう求めたものと受け止められています。
論評は、そのうえで、アメリカ政府の北韓政策について、「オバマ政権が展開した‘戦略的忍耐’は、核大国を相手にするという難しい負担を新政権に押し付けただけだ」としています。
論評はまた、先月25日にアメリカのクラッパー国家情報長官が「北韓の非核化の実現を望んでもおそらく成功の見込みはない」と発言したことに触れ、「慎重な忠告をした」とし、アメリカの政策担当者たちはこれを参考にすべきと主張しました。
さらに、日本の専門家の話を引用し、「北韓が核兵器を絶対に放棄しないというのは明白な事実だ。そのような見解にもとづいてこそ、次のアメリカ大統領は現実的な政策を樹立できる」と強調しました。

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