韓米 在韓米軍の懸案協議

トランプ政権の発足に先立って、韓国とアメリカが韓国駐留アメリカ軍に関する懸案について協議しました。
韓国とアメリカは22日、政府ソウル庁舎で 韓国駐留アメリカ軍に関する地位協定(SOFA)合同委員会の197回目の会議を開きました。
会議では、「韓国駐留アメリカ軍を対象とする韓国の法律、規範の教育強化」、「アメリカ軍基地での韓国人労働者の雇用安定化」、「炭そ菌サンプルの誤送付事故以来の措置の実行」など協定の運営に関する懸案を点検し、協力策について話し合いました。
この会議は年に1、2回行われているもので、今回の会議は、去年12月以来11か月ぶりに開かれました。
特に、今回の会議には、アメリカ軍の駐留経費の負担増を求めていたトランプ政権の発足に先立って、両国が韓国駐留アメリカ軍に関する懸案について点検するという意味合いがありました。
外交部は、会議の結果について、「両国は、韓国駐留アメリカ軍の安定的な駐留環境づくりや韓国国民の不便さを最小限にするという課題について、バランスをとりながら、堅い信頼にもとづいて、解決策を見出すため引き続き緊密に協力することで一致した」と説明しています。
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