寧辺核施設 周辺でマンション建設工事続く

北韓の寧辺(ヨンビョン)の核施設の周辺で、2014年からマンション建設工事が続いていて、核団地も拡大していることがわかりました。
アメリカ政府系放送の自由アジア放送が、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学傘下の韓米研究所のカーティス・メルビン研究員が8月に撮影した衛生写真を分析した結果として現地時間の23日伝えました。
それによりますと、2014年10月から2015年までの間に寧辺に建設されたマンションは合わせて9棟で、2015年から現在まで新たに6棟を建設中であることが写真からわかったということです。
メルビン研究員は、核施設周辺で大規模なマンション建設工事が続いているのは、核施設や研究センターなどで働く労働者の数が増えていることを意味するもので、北韓の核優先主義政策が続いていることを示していると指摘しています。
また、核施設の外側に新しい建物ができているほか、現在建設中のマンション団地の西側には市場が形成されていることが確認されたということです。
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