韓国と日本が安全保障上の機密情報共有を可能にする軍事情報包括保護協定（GSOMIA）が先月23日に締結されましたが、今月、北韓がSLBM＝潜水艦発射弾道ミサイルの発射技術の陸上での試験を行ったことについて、日本から韓国側に情報提供がなかったことがわかりました。
これは韓国の軍関係者が15日、明らかにしたもので、韓国軍はアメリカ軍から関連情報を提供されて今回の状況を把握したとしています。
日本は現在、5基の軍事衛星を運用して韓半島地域を偵察しているとされていますが、北韓が最近、SLBMの発射技術の試験を行った状況についても自国の軍事衛星で把握したとみられています。
これについて軍の関係者は、「韓国と日本間で軍事協定が締結されたが、今回の発射技術の試験は正式なものではなかったため、協定の対象としてみるには曖昧な部分がある上で、日本から情報を提供されるにはまだ時期的に早い。両国の情報関連部署が情報交換に関する追加的な協議を行う必要がある」と説明しました。

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