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金正日氏死去から5年 北韓で追悼ムード

ニュース2016-12-17
金正日氏死去から5年 北韓で追悼ムード

北韓の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の死去から17日で5年となるなか、北韓では追悼ムードが広っています。
北韓の国営メディアの朝鮮中央テレビとラジオの朝鮮中央放送では、金正日氏の追悼の辞が放送され、故金日成(キム・イルソン)主席と故金正日国防委員長が安置されている平壌の錦繡山記念宮殿を訪れる住民が後をたたないと伝えました。
労働党機関紙の労働新聞も、17日付けの紙面1面に金正日氏の大きな写真とともに「勝利の道を一生懸命進んでいこう」というタイトルを掲げ、金正日国防委員長を称賛、追悼する文章を大々的に掲載しました。
息子である金正恩党委員長が、錦繡山記念宮殿を参拝したことはまだ報じられていませんが、金正恩党委員長は今月、金正日国防委員長が生前、訪れていた原子力発電所を訪れて現場指導を行い、「遺訓をきちんと受け継がなければならない」と強調するなど、父親の金国防委員長の追悼ムードを作っていったということです。
一方、韓国の軍当局は、金正恩体制がちょうど5年目になる17日に向けて国民総動員のキャンペーン「200日戦闘」を展開してきたことに注目し、その成果を内外にアピールするために、17日前後に北韓が何らかの挑発を行う可能性が高いとみて、警戒態勢をとっています。

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