国家情報院 「3番坑道はいつでも核実験が可能な状態」

国家情報院は23日、国会の情報委員会で報告し、北韓東部の豊渓里(プンゲリ)核実験場にある3番坑道はいつでも追加の核実験が可能な状態だとする見解を示しました。
会議に出席した与野党議員が記者団に述べたものです。
それによりますと、北韓が5回目の核実験を実施した東部の豊渓里核実験場の2番坑道で人や車両の活動が活発になっているほか、3番坑道はいつでも核実験が可能な状態を維持しているということです。
また、この日の情報委員会には、ことし8月に韓国に亡命した北韓の前イギリス公使のテ・ヨンホ氏が出席し、「金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は核保有国としての地位をもとに、対話に臨む方針だ」とする趣旨の発言をしたということです。
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