「韓国は共存の対象ではない」 亡命の前北韓公使
去年8月に韓国に亡命した北韓の前イギリス公使のテ・ヨンホ氏は2日、「北韓の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長にとって韓国は共存の対象ではない」と述べました。
テ・ヨンホ氏は2日、KBSとのインタビューで、「金正恩氏は、韓国との国力の差、経済力の差がどんどん広がっていることに焦りを感じており、敵である韓国を除去しようとしている」と述べました。
そして「金正恩氏にとって韓国は決して共存の対象ではない」と指摘し、「北韓の核による惨禍を阻止しなければならない」と強調しました。
またテ・ヨンホ氏は、恐怖政治で維持されている金正恩体制は、近く限界にぶつかるという見方を示しました。すでに幹部を中心に、「世襲統治には未来がない」という考えが広がっているとしています。
そのうえで、テ・ヨンホ氏は、「南北統一は待つのではなく、創っていかなければならないものだ。5年以内に金正恩体制を崩壊させることを目指し、北韓政権の実態を国際社会に知らせるなどの活動を行っていく」と語りました。
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