国防部 「2016年国防白書」を発刊
国防部が11日、「2016年国防白書」を発刊しました。
白書によりますと、北韓が去年、数回にわたり核燃料の再処理を通じてプルトニウムおよそ10キロを新たに確保し、およそ50キロのプルトニウムを保有しているものとみられるということです。核爆弾1つを作るのにプルトニウム4~6キロが必要だといわれていますが、国防部によりますと、北韓はおよそ10個の核爆弾を作ることができるということになります。
また、北韓の高濃縮ウランプログラムについて、2年前に比べて相当な進歩を見せていると評価したほか、北韓が従来のスカッドミサイルを改良し、射程距離を大幅に伸ばした「スカッドER」を実戦配備したことを初めて明らかにしました。
さらに、北韓のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの開発状況については、新たな試験発射を行う可能性があり、北韓が潜水艦の作戦能力を高めるために、すべての能力を集中させているとしています。
国防部が2年ごとに発刊している国防白書は、北韓軍の戦力の変化と北東アジアの安保状況、軍事動向などが記されています。
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