トランプ新政権 北ミサイル防衛システム開発へ

アメリカのトランプ新大統領は、新政権が取り組む外交・安保政策の中でイランや北韓などの弾道ミサイル開発に備えて、ミサイル防衛システムを強化する考えを示しました。
トランプ大統領は20日の就任後、ホワイトハウスのホームページを通じて、
イランや北韓など弾道ミサイル開発を続ける国々からアメリカや同盟諸国を守るため、ミサイル防衛(MD)システムを強化すると強調しました。
またトランプ大統領は、「他の国がアメリカをしのぐ軍事力を持つことは許さない」として、海空軍力の増強など、オバマ前政権で削減が続いた国防費の増額に取り組むと強調しました。
これに先立って、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が新年演説で核兵器と先制攻撃能力を強化する意向を表明し、
大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の準備作業が大詰めの段階に入ったと主張した直後、トランプ大統領は、強く対応する方針を明らかにしていました。
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