去年8月に韓国に亡命した、北韓の前イギリス公使のテ・ヨンホ氏は26日、国際社会が北韓の民衆蜂起を触発すべきだと語りました。
テ・ヨンホ氏は26日、KBSワールドラジオ英語放送とのインタビューで、「金正恩（キム･ジョンウン）政権を崩壊させることが、北韓の核問題を解決し、韓半島の統一を実現できる最も平和的な方法だ。そのためには北韓の住民を啓発することが急務だ」と指摘しました。そして「国際社会が北韓社会に外部の情報を与え、民衆蜂起を触発すべきだ」と述べました。
テ・ヨンホ氏はまた、「金正恩労働党委員長は核開発を政権維持のための唯一の手段と認識しているため、核兵器開発を決して放棄しないだろう」と強調しました。
テ・ヨンホ氏は、去年8月に韓国に亡命したあと、数か月間にわたって国家情報院の調べを受けましたが、去年暮れからはメディアとのインタビューや講演などの活動を行っています。

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