ソルナル連休も北韓監視強化 韓国軍

韓国軍は、北韓がミサイルを運搬できる輸送起立型発射機(TEL)を使ったICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験に踏み切る可能性に備え、警戒監視態勢を強化し、ソルナル=旧正月連休期間中も警戒態勢を維持しています。
北韓は、ICBMの発射準備をすでに事実上終わらせているとみられることから、韓国軍は、挑発の可能性に備えて対応態勢を点検しています。
北韓の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は元日の新年の辞で、ICBMの発射実験は最終段階だと述べており、2月16日の故金正日(キムジョンイル)国防委員長の誕生日などに発射する可能性があります。
韓国軍は、北韓のICBM発射に備えて、イージス駆逐艦1隻を韓半島東の海、東海に追加投入しているほか、 空軍の早期警戒管制機E737「ピースアイ」にもICBMの探知任務を与えています。
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