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韓米国防相会談 サードは防衛用、年内配備で一致

ニュース2017-02-03
韓米国防相会談 サードは防衛用、年内配備で一致

韓民求(ハン・ミング)国防部長官とアメリカのマティス国防長官は3日、ソウルで会談を行い、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」について、「北韓のミサイル脅威に対する防御システム」として、年内に韓国駐留アメリカ軍に配備して運用できるよう、計画通り推進していくことを確認しました。
国防部が明らかにしました。
会談で、両長官は、北韓の核・ミサイル脅威について情報交換し、今後の挑発の可能性について幅広く協議し、強力な合同の防衛態勢を維持することが重要との認識で一致しました。
マティス長官は会談の冒頭発言で、「北韓は、ミサイル発射、核兵器の開発など脅威的な行動を続けている」としたうえで、「我々は、韓国の国民と韓国にあるアメリカ兵力を保護するため、非常に効果的なミサイル防衛システムである‘サード’の韓国配備をはじめとする防御措置をとる」と述べました。
マティス長官はまた、「北韓のアメリカや同盟国への攻撃は必ず撃退する。いかなる核兵器の使用に対しても効果的かつ圧倒的な対応を取る」と強調しました。
韓民求長官は、「会談を通じて韓米同盟の強固さを再確認することができた」と述べました。
マティス長官は会談後、韓民求長官とともにソウルの国立顕忠院を訪れたあと、次の訪問先の日本に向かいます。

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