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大統領権限代行 「北韓、2月中の挑発可能性高い」

ニュース2017-02-08
大統領権限代行  「北韓、2月中の挑発可能性高い」

黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行が7日の閣僚会議で、北韓が故金正日(キムジョンイル)国防委員長の誕生日(2月16日)がある2月中に戦略的な挑発を行う可能性が高いと述べました。
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が元日の新年の辞でICBMの発射実験は最終段階だと述べて以来、北韓側は数回にわたって発射実験を行う意図を示してきましたが、その時期について黄大統領権限代行が直接言及したのは、極めて異例なことです。
これについて多数の専門家たちは、「挑発の可能性はゼロではないものの、アメリカのトランプ大統領の北韓政策の行方を見たあと、挑発に乗り出す」との考えを示しており、統一部の当局者も、現時点では特別な兆候は見られていないとしています。
また、黄大統領権限代行は、アメリカのマティス国防長官が初めての海外訪問先として韓国を訪れたことについて、「北韓に対し、強力な警告のメッセージを送ることができたと考えている」とし、「トランプ大統領との電話会談で、相互が韓米同盟への強い意志を確認した」と、自らを評価しました。
これについて北韓大学院大学のヤン・ムジン教授は、「こうした発言は、安保問題を取り上げて保守勢力を結集させようとする意図があるものと疑わざるを得ない」と述べています。
一方、黄大統領権限代行はこの日、次期大統領選挙への立候補について、「適切な時期があるものと考えている」と話しています。

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