ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

国家情報院 「北のミサイルの射程距離は2千キロ以上」

ニュース2017-02-14
国家情報院  「北のミサイルの射程距離は2千キロ以上」

韓国情報機関の国家情報院は14日、北韓が12日に発射した弾道ミサイルについて、射程距離が2000キロを超えると明らかにしました。
国家情報院が国会情報委員会への報告で明らかにしたもので、北韓が12日に発射した弾道ミサイルはマッハ8.5、時速1万400キロで飛行し、発射角度は89度と垂直に近く、これを通常の角度で発射すれば射程が2000キロ以上になるとしています。
国家情報院はまた、北韓が近く、ICBM=大陸間弾道ミサイル発射と6回目の核実験に踏み切る可能性が高いとしたうえで、北韓が弾頭の大気圏再突入技術と核弾頭の小型化技術を確保すれば、完全な核保有国になるという見方を示しました。
国会情報委員会の報告では、北韓が12日に発射した弾道ミサイルについて、国防部が最初、中距離弾道ミサイル「ノドン」と推定し、そのあと「ムスダン」に訂正するなどの不手際があったことや、正確な探知が難しいとされていることについて、与野党議員から対応を求める指摘が相次ぎました。
これに対し、韓民求(ハン・ミング)国防部長官は、「新たな探知手段を独自に確保する計画がある」と述べ、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備の必要性を改めて強調しました。
国防部は14日、国会国防委員会に対する業務報告資料で、「北韓の核・ミサイルの脅威から韓国国民と韓米同盟の戦力を保護するため、‘サード’の韓国配備を計画通り年内に完了する」としています。

[Photo : ]

新着ニュース