アメリカのクリストファー・ヒル元東アジア・太平洋担当国務次官補が、北韓問題を解決するカギは、アメリカと中国の信頼回復と協力であるという考えを示しました。
ヒル元次官補は現地時間の13日、ドイツ国際放送のドイチェヴェレとのインタビューで、今月12日、北韓が東海に向けて中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる飛翔体1発を発射したことに関連して次のように述べました。
まず、北韓によるミサイル実験への対策として、「同盟国同士の団結強化」、「韓国との協力強化」、「アメリカと中国の協力」を挙げました。特に、北韓の核問題を解決するためには中国の役割がもっとも重要であり、アメリカと中国がお互いに対する根強い不信感を解消すべきだとしました。
さらに、アメリカと中国が信頼関係を構築することができれば、北韓が核兵器の開発を持続することが難しい状況となり、北韓もこうした状況を理解することになると述べました。

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