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韓日米外相会談 北韓の非核化原則を確認

ニュース2017-02-17
韓日米外相会談 北韓の非核化原則を確認

韓国と日本、アメリカの3か国は現地時間の16日、ドイツ・ボンで外相会談を開き、北韓の完全かつ検証可能な非核化の原則を改めて確認し、北韓によるミサイルの発射を強く非難しました。
会談はG20=主要20か国・地域外相会合に合わせて行われ、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官、 日本の岸田文雄外務大臣、アメリカのティラーソン国務長官が出席し、北韓問題をめぐり「完全で検証可能かつ不可逆的な核廃棄」を推進するなどとした共同声明を発表しました。
声明は、「北韓は、核・弾道ミサイルを完全で検証可能かつ不可逆的な形で放棄しなければならず、域内の安定維持のための措置として、国連安全保障理事会決議の全ての条項を順守すべきだ」と強調しました。
また、声明は「北韓の12日の弾道ミサイル‘北極星2号’の発射実験を最も強い表現で非難する」としています。
さらに声明は、「北韓内の組織的かつ広範囲で、重大な人権侵害に対する国際的な関心を引き続き喚起していく」としています。
会談では、北韓の核問題を話し合う6か国協議の韓日米首席代表による会合を近く開催することでも一致しました。
外交部は、「今回の共同声明は、アメリカでの新政権発足後初めて開かれた3か国外相会談で採択されたものであるという点で意味を持つ。北韓の核・ミサイルに対する確固たる対応の意思を示すことで、北韓に警告のメッセージを発し、国際社会の北韓制裁努力をリードするうえで寄与するはずだ」と評価しています。

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