北韓の核問題をめぐる6か国協議の韓国首席代表が、近く、アメリカを訪れ、アメリカ首席代表と会談するもようです。
外交部の報道官は21日、定例の会見で、ドイツ・ボンで行われた韓米外相会談の結果として、6か国協議の韓国首席代表を務める金ホン均（キム・ホンギュン）韓半島平和交渉本部長が、今月中に、アメリカを訪れ、アメリカ首席代表のジョセフ・ユン北韓担当特別代表と会談すると発表しました。
会談では、北韓の核問題への対応戦略について話し合うことになりそうです。
また金本部長は、日本首席代表の金杉憲治外務省アジア大洋州局長を含む3か国協議も行うということです。
一方、この報道官は、北韓の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏の殺害事件をきかっけに北韓をテロ支援国家に再指定すべきだとする声がアメリカで出ていることについて、「動向を注意深く見守っている」と述べました。 

[Photo : ]