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東倉里の発射場 弾道ミサイル試験発射に活用

ニュース2017-03-06
東倉里の発射場 弾道ミサイル試験発射に活用

北韓は6日早朝に北西部の平安北道東倉里(トンチャンリ)付近から、東海に向けて4発の弾道ミサイルを発射しました。
東倉里には「西海衛星発射場」というミサイル発射場があります。
「西海衛星発射場」は2009年に完成しましたが、北韓西部にあった既存の「舞水端里(ムスダンリ)発射場よりも規模が大きく、施設も改善されました。
北韓は2012年4月に東倉里の西海衛星発射場から人工衛星「光明星3号」を発射しました。
また、2012年12月には人工衛星「光明星3号2号機」が打ち上げました。
昨年2月には人工衛星「光明星4号」を打ち上げました。
北韓は人工衛星の打ち上げだとしていますが、国際社会はいずれも事実上の長距離弾道ミサイルの発射と見ていて、北韓を批判しています。
北韓は昨年初め、「西海衛星発射場」でロケットを組み立てるための建物を新築し、長距離弾道ミサイルを発射台まで運ぶための構造物も新たに設置しました。
中距離弾道ミサイルを発射するための発射台は高さが50メートルから67メートルに増築しました。
東倉里の「西海衛星発射場」では最近、衛星写真などで活発な動きがあることが探知されています。
北韓はこの「西海衛星発射場」を大陸間弾道ミサイルを開発するための発射場として着々と改善を進めているもようです。

[Photo : ]

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