北韓の弾道ミサイル 日本本土に過去最も近くに落下

北韓が先週発射した弾道ミサイルは、これまででもっとも日本の本土に近いところにまで到達していたことがわかりました。
NHKが、9日、報じたところによりますと、北韓が今月6日に発射した4発の弾道ミサイルのうち3発は、日本の領海の外側を取り巻く排他的経済水域に落ちたとみられるということです。
日本政府は、このうちの1発が、能登半島の北北西およそ200キロの海域に落下したと推定され、今回北韓が発射した弾道ミサイルは、過去のいずれのミサイルよりも日本の本土の近くに落下したとしています。
このため、日本政府内からは、複数の場所を同時に攻撃するなどの技術レベルの向上が著しいと懸念する声が相次いでいるということです。
一方、国連の安全保障理事会は現地時間の7日、北韓の弾道ミサイルの発射を強く糾弾する声明を全会一致で採択しました。
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