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北韓公使が会見 サードの韓国配備を批判

ニュース2017-03-17
北韓公使が会見 サードの韓国配備を批判

北韓は16日、中国・北京の大使館で緊急の記者会見を行い、韓米合同軍事演習を非難するとともに、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備は、アジア戦略のバランスを壊すと主張しました。
会見はアメリカと日本、中国の一部メディアを対象に行われ、北韓大使館の朴明浩(パク・ミョンホ)公使は、「大規模な軍事力が投入された韓米合同演習は、北東アジアの平和と安定を脅かす」と非難しました。
また、サードについては、「われわれだけでなく、中国とロシアにとっても脅威」とし、「アジアの戦略的なバランスを破壊する」と主張しました。
サードの韓国配備に言及することで、中国、ロシアとの3か国連携を進める意思があることを知らせる狙いがあるとみられています。
これに先立って、ロシア・モスクワ駐在北韓大使は16日、現地メディア向けの定例会見で、サードの韓国配備を批判するとともに、「引き続き核抑止力を強化していく」と表明しています。
こうした北韓の動きは、アメリカのティラーソン国務長官の韓日中訪問や韓米軍事演習を意識したものとみられます。

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