6か国協議の米中首席代表が会談 北韓の核問題を議論

北韓の核問題をめぐる6か国協議のアメリカと中国の首席代表が20日会談し、北韓の核問題について意見を交わしました。
中国外務省の華春瑩報道官は20日の定例会見で、「6か国協議でアメリカの首席代表を務めるジョセフ・ユン国務省北韓担当特別代表が北京を訪れ、中国の首席代表を務める武大偉韓半島問題特別代表と会談した。現在の韓半島の情勢や韓半島の平和と安定の維持、非核化プロセスの推進について虚心坦懐に意見を交わした」と述べました。
これに先立って、アメリカのティラーソン国務長官と王毅外相は18日、北京で共同で記者会見し、北韓の核問題が極めて重大であるとの認識で一致しています。
そのため、20日に行われたジョセフ・ユン特別代表と武大偉特別代表との会談では、北韓の核開発を阻止するための共同の努力について具体的に議論したものとみられています。
中国を訪れているユン特別代表は、21日夕方韓国入りし、22日に韓国首席代表を務める金烘均(キム・ホンギュン)韓半島平和交渉本部長と協議することになっています。
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