北韓の核問題をめぐる6か国協議の韓国とアメリカの首席代表が22日会談し、北韓が東部の元山（ウォンサン）市付近から韓半島東の海、東海に向けてミサイル1発を発射したことを強く糾弾し、北韓が追加挑発を行う場合、懲罰的な措置を取ることで合意しました。
外交部によりますと、6か国協議の韓国首席代表を務める金烘均（キム・ホンギュン）韓半島平和交渉本部長とアメリカの首席代表を務めるジョセフ・ユン国務省北韓担当特別代表は、ソウルの外交部庁舎で会談し、北韓への共同対応方法について意見交換を行ったということです。
この席で両代表は、国際社会が数回にわたり警告したにもかかわらず、北韓は相次いで弾道ミサイルを発射し、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏を殺害するなど、無謀な挑発を行っていると強く糾弾しました。
さらに、こうした一連の挑発行為は、北韓が新年の辞で言及したICBM=大陸間弾道ミサイルの試験発射など、追加的な戦略挑発の前兆でもあるという認識を共有し、北韓が追加挑発を行う場合、安保理制裁および独自制裁を通じて強力な懲罰的措置を取ることで合意しました。

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