北韓の慈成男(チャ・ソンナム) 国連大使が22日、韓国とアメリカによる毎年恒例の合同軍事演習について、国連安全保障理事会で議題として扱うことを要請する書簡を国連事務総長に提出しました。
北韓の朝鮮中央通信が23日、明らかにしたところによりますと、慈成男大使はこの中で、「国連憲章第99条にもとづき、国際平和と安定の脅威となる韓米合同軍事演習を国連安保理が問題提起しないのは極めて不公平だ」と指摘し安保理で議題として取り扱うべきだと強調しました。
朝鮮中央通信によりますと、国連事務総長宛のこの書簡は、北韓の国連代表部が今月6日に韓米合同軍事演習を緊急議題とすることを要請したのに対して安保理が何ら反応を示していないことを指摘しているということです。

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