現在行われている韓国軍とアメリカ軍による韓米合同軍事演習に対し、北韓は、｢北韓の最高指導者を狙った凶悪な軍事計画だ｣と強く反発しました。
北韓軍は26日、朝鮮中央通信の中で、｢歴代最大の規模で現在展開されている国とアメリカ軍の合同軍事演習は、北韓の最高指導者を狙った前例のない凶悪な計画だ｣と強く批判しました。
さらに、｢韓国軍とアメリカ軍が、北韓に対する先制攻撃を試みていることが明白になった以上、われわれは特殊な作戦で先制攻撃に乗り出す｣と脅しました。
これに対し合同参謀本部は、「韓国軍とアメリカ軍の合同軍事演習は韓国を守ることを目的に定期的に行われているもので、北韓の主張は詭弁に過ぎない。北韓からの軍事挑発が発生する場合、韓国軍は断固たる態度で対応する方針だ｣と強調しています。
韓国軍とアメリカ軍は、韓半島有事の際に北韓のミサイル発射基地などの主要な軍事施設を攻撃するための合同軍事演習の｢キー・リゾルブ｣を、今月13日から24日までの間行っており、現在、韓国国内の防衛のための野外機動訓練である｢フォール・イーグル｣を行っています。

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