CNN 「北韓、24日にもエンジン燃焼実験」

北韓が弾道ミサイルのエンジン実験を24日にも実施していたと、アメリカCNNが現地時間の27日、アメリカ国防総省の当局者2人の話として伝えました。
それによりますと、北韓はこの数週間にミサイルのエンジン実験を3回実施しており、3回目の実験が24日に行われたということです。
初期分析の結果、ICBM=大陸間弾道ミサイル用のエンジンだった可能性があるということです。
北韓がICBMの技術を獲得すれば、アメリカ本土へのミサイル攻撃も可能になります。
ただし、そのためには高度なロケット設計が不可欠とされています。また、核弾頭をICBMに搭載できる水準まで小型化する必要があり、北韓は小型化に成功したと主張していますが、確認されていません。
北韓は18日に北西部・東倉里(トンチャンリ)のミサイル基地で独自に開発した高出力エンジンの燃焼実験を行ったのに続き、22日には東部の元山(ウォンサン)付近から韓半島東の海、東海に向けてミサイル1発を発射しています。
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