北韓は、韓国のドラマやK-POPなどを含む外部の文化コンテンツに触れる北韓住民に対する処罰を、2015年からさらに強めていることがわかりました。
北韓では、2012年、｢不健全でわいせつな内容の歌や映画などを、北韓に持ち込んだり配信したりする違法行為｣をした場合、5年間の強制労働が科せられていました。
しかし、聨合ニュースによりますと、2015年、刑法の改定が行われ、強制労働の期間が既存の2倍の最大10年になったということです。
また、｢敵の放送を聞いたり、敵からの宣伝物を所有・保管・配布する違法行為｣に対する強制労働の期間も、それまでの2倍の最大10年になったということです。
これについて専門家は、北韓住民が韓国のドラマや映画、K-POPなどの文化コンテンツに触れることで、北韓の指導部に対する忠誠心や結束力が弱くなることを恐れて、北韓側が処罰を強めているものとみられると分析しています。

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