アメリカのトランプ大統領は、北韓の核やミサイル開発について、必要があればアメリカ政府として単独で問題に対応する準備ができているとの立場を示しました。
イギリスのフィナンシャル・タイムズが2日付けで報じました。
トランプ大統領はフィナンシャル・タイムズとのインタビューで、「中国が問題を解決しないのなら、われわれが解決する。私に言えるのはそれだけだ」と述べ、中国の出方次第ではアメリカ政府として単独で問題に対応するとの立場を示しました。
フィナンシャル・タイムズは、アメリカ政府は中国に対して、北韓の労働者を雇用しないよう圧力をかけたり、中国の金融機関や企業を「セカンダリーボイコット（第三者制裁）」の対象に含めることも検討してるもようだと伝えています。
一方、アメリカのヘイリー国連大使はアメリカABCとのインタビューで、「北韓の核開発を中断させることができる唯一の国は中国だ」としたうえで、「アメリカは中国に対して問題解決に向けて動き出すよう圧力をかけていく計画だ」と述べました。

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