北韓発射のミサイル 新型の中距離弾道ミサイルか
北韓が5日、韓半島東の海、東海に向かって発射した弾道ミサイルは、 新型の中距離弾道ミサイル「北極星2号」または、その改良型とみられます。
韓国軍合同参謀本部によりますと、北韓は5日朝6時42分頃、北韓北東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)新浦(シンポ)から東海に向かってミサイル1発を発射していますが、分析の結果、ミサイルは、新型の中距離弾道ミサイル「北極星2号」、またはその改良型の可能性が高いということです。
「北極星2号」は、北韓が去年8月に発射に成功した初めての潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の一種で、飛距離は最大で2500キロと推定され、沖縄にあるアメリカ軍基地が射程内に入ります。
ただ、今回の飛距離はおよそ60キロに止まり、発射から9分後に東海沖に落下しました。
6日から2日間アメリカで開かれる米中首脳会談を前に北韓が核実験など大規模な挑発に踏み切るとの見方は出ていましたが、今回はミサイル1発を60キロ飛行させるに止めていて、これは、北韓に対して強硬な姿勢を示しているアメリカのトランプ政権への武力示威という分析が出ています。
政府と軍当局は、北韓がさらなる挑発に出る可能性があるとして、引き続き、動向を注視しながら、万全の態勢を整えるとしています。
今回の発射は、北韓が先月22日に東部の元山(ウォンサン)付近から東海に向けて「ムスダン」とみられる弾道ミサイルを発射してからおよそ14日ぶりです。
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