統一部 「外交委復活、対外関係改善の姿勢か」

北韓がこのほど、19年ぶりに最高人民会議の外交委員会を復活させたことについて、統一部は12日、「対外関係の改善に力を入れる姿勢を示したものだ」とする認識を示しました。
外交委員会は、リ・スヨン朝鮮労働党副委員長をはじめ、対米交渉にあたってきたキム・ケグァン第1外務次官ら7人で構成され、核やミサイル開発をめぐって国際的な非難が強まるなか、北韓が外交に力を入れる姿勢を示したものとみられるとする見方が出ています。
こうしたなか、統一部は12日論評を出し、「北韓が対外関係の改善に力を入れる姿勢を示したものとみて注目している」と述べました。
また、統一部は、北韓が最近多数の外国人記者を平壌(ピョンヤン)に招待したことに注目し、北韓が国際社会に何を披露しようとしているのか注意深く見守っているとしました。
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