北韓が朝鮮人民軍創建85周年を迎える25日に核実験を実施するなどの挑発に出る可能性があるとされている中、北韓はアメリカ海軍の原子力空母を撃沈すると威嚇しました。
北韓外務省の報道官は22日、アメリカ海軍の原子力空母「カール・ビンソン」が韓半島近海に向けて北上していることについて、「全面戦争には核戦争で対応する」として威嚇しました。
また、労働党機関紙、労働新聞は24日付けで、「北韓は弱小国から世界的な政治・軍事強国になり、東方の核強国になった」としたうえで、「朝鮮人民軍はアメリカの原子力空母を一撃で沈める用意がある」としました。
北韓は昨年の朝鮮人民軍創建記念日には韓半島東の海から潜水艦発射型弾道ミサイルを発射しました。
北韓は植民地時代の1932年4月25日に故金日成主席が抗日パルチザン遊撃隊を創設したとして、この日を朝鮮人民軍創建記念日に指定しています。

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