アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席は24日、電話で会談しました。
アメリカのトランプ大統領は会談で、「米中双方が重大な懸案について疎通と調整を維持することが重要だ」としたうえで、「早い時期に中国を訪問し、 習近平国家主席に再会したい」と述べたということです。
これに対して、習近平国家主席は、「中国は国連安保理の決議に違反する行動に反対するとともに、関係国は自制心を保ち、韓半島で緊張を高めることを避けるべきだ」と述べたということです。
これに先立って、トランプ大統領は24日、日本の安倍晋三首相とも電話で会談しました。
両首脳は、核実験やミサイル発射を繰り返す北韓に強く自制を求めていくことで一致、北韓が人民軍創建記念日の25日に核実験を実施したり、弾道ミサイルを発射するなど、挑発行動に出る可能性があるとして、緊密に連携して対応していくことで一致したということです。
韓半島で緊張が高まる中、アメリカのトランプ大統領が日本や中国の首脳と相次いで電話会談したことから、今後の各国の動きが注目されます。

[Photo : ]