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北韓 国連人権問題専門家を初めて受け入れへ

ニュース2017-04-28
北韓 国連人権問題専門家を初めて受け入れへ

国連人権理事会は27日、北韓が初めて国連の人権問題専門家の入国を許可し、特別報告者が来月3日から北韓を訪問し、子どもを含む障害者の人権の実態を確認する予定だと明らかにしました。
カタリナ・デバンダ・アギラール国連特別報告者が来月3日から8日の日程で北韓を訪れ、平壌(ピョンヤン)と黄海南道(ファンヘナムド)を訪問し、最終日に平壌で記者会見を行う予定だということです。国連人権理事会には結果を報告書として提出します。
デバンダ・アギラール氏は声明を発表し、北韓訪問について「北韓の現状、法、政策、障害者に関する取り組みを直接知ることができる貴重な機会だ。特に障害のある子どもたちの状況に注目する」としています。
北韓は去年12月、障害者の国際的な権利条約を批准しています。
国連は2004年に北韓人権問題に関する国連特別報告者を任命しましたが、北韓はこれまで人権理事会で活動する特別報告者の訪問を認めませんでした。
北韓が初めて国連の人権問題専門家の入国を許可したことについて、北韓の思惑に関心が集まっています。

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