韓米の国防当局は、北韓の核・ミサイル脅威に対する抑止策として、アメリカの戦略兵器を定期的に韓国に展開するなどの措置を取ることで合意しました。
韓米両国が26日から2日間、アメリカ・ワシントンで開かれた第11回統合国防対話（KIDD）で合意したものです。
会議には、韓国国防部の魏昇鎬（ウィ・スンホ）国防政策室長とアメリカ国防総省のヘルビー次官補代理がそれぞれ首席代表を務め、両国の国防・外交高官らが出席しました。
会議で、双方は、北韓の核・ミサイル脅威を抑止するため、アメリカの戦略兵器を定期的に韓国に展開するなど、あらゆる措置を講じていくことで一致しました。
また、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備は、純粋に北韓に対する防御手段であることを再確認し、監視･偵察・ミサイル防衛が可能な防御能力を増強させていくことで合意しました。

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