尹外交部長官 日・米大使と北韓問題連携を確認

尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は2日午後、韓国駐在の長嶺安政日本大使やナッパーアメリカ代理大使と面会し、北韓の核問題への対応などについて話し合いました。
3者会合は韓国側の要請で行われたもので、北韓問題に対するこれまでの連携を確認し、北韓が新たな挑発行為を行う場合の制裁措置について意見を交わしました。
会合後、尹長官と長嶺大使は、およそ15分間、個別会談を行いました。
長嶺大使は、慰安婦被害者を象徴する少女像が釜山に建てられたことを受けて一時帰国し、4月初めに85日ぶりに帰任した後、尹長官と公式に会談するのは初めてです。
会談で、長嶺大使は、少女像の撤去を求める日本政府の立場をあらためて示し、尹長官は政府として可能な措置は取っており、慰安婦問題をめぐる両国の合意の趣旨と精神を双方が尊重する必要があるとの姿勢を表明したということです。
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