北韓の当局者とアメリカの元当局者や専門家らがヨーロッパの第三国で接触することが分かりました。
外交消息筋によりますと、北韓外務省のチェ・ソンヒ米州局長が7日、中国の北京空港からヨーロッパに向けて出発したということです。
ヨーロッパの第三国で、アメリカ国務省の元当局者や民間の有識者らと核やミサイル問題などについて意見を交換するものとみられます。
米朝間の接触はトランプ大統領就任後初めてです。
今回の協議にはトランプ政権の関係者は参加しないことから、直接的な外交交渉ではありませんが、トランプ大統領は最近、条件が整えば北韓側と対話する意向を示していて、北韓側からどのような要求が出るのかに関心が寄せられています。
北韓のチェ・ソンヒ米州局長らはヨーロッパ滞在中に今回の接触とは別に、トランプ政権の関係者と直接接触する方向で調整を進めているということです。

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