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文在寅政権の対北韓政策 制裁・対話並行か

ニュース2017-05-15
文在寅政権の対北韓政策 制裁・対話並行か

文在寅政権の対北韓政策に関心が寄せられています。
文在寅大統領は選挙戦で、北韓の挑発には断固対応しなければならないとしながらも、対話の必要性も指摘し、制裁と対話を並行する考えを明らかにしていました。
文在寅大統領は14日の国家安全保障会議では、北韓のミサイル発射について、「北韓との対話の可能性を開いているが、挑発には断固対応しなければならない」と述べました。
こうした発言は、北韓が変化してこそ対話も可能だとする立場を強調したものと受け止められています。
北韓が核やミサイル開発を続ける中、文在寅大統領の選択肢は多くなく、北韓と対話を再開するには時間がかかるものと予想されます。
一方、北韓のミサイル発射について、韓国メディアは、防御体制の強化を強調したり、一方では対話の必要性を強調しました。
朝鮮日報と東亜日報は、THAAD=高高度迎撃ミサイルシステムは現時点で北韓のミサイルに対応できる最高の手段だとして、文在寅大統領はTHAADの効用を認め、これを最大限活用すべきだと指摘し、防御体制を強化する必要性を強調しました。
一方、韓国日報は、北韓に対する圧力を強化すべきだとしながら、圧力強化は北韓を対話のテーブルにつかせることが目的だと指摘し、ハンギョレ新聞は、国際社会との連携が重要だが、北韓との対話も疎かにしてはならないとして、対話の必要性を強調しました。

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