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北韓 ことし8回目の弾道ミサイル発射

ニュース2017-05-21
北韓 ことし8回目の弾道ミサイル発射

北韓が21日午後、ことし8回目となる弾道ミサイル1発を西部の内陸部から発射しました。
合同参謀本部によりますと、北韓は21日午後4時59分ごろ、西部の平安南道(ピョンアンナムド)北倉(プクチャン)付近から韓国東の海、東海に向けて弾道ミサイル1発を発射したということです。
ミサイルの飛行距離はおよそ500キロ、最高高度は560キロで、合同参謀本部は、今年2月に発射された中距離弾道ミサイル「北極星2号」と同じものだとする見方を示しています。
「北極星2号」は、北韓が去年8月に発射に成功した初めての潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の一種で、飛距離は最大2500キロと推定され、沖縄にあるアメリカ軍基地が射程内に入ります。
固体燃料を使うため、液体燃料ロケットで車輪式発射機を使う中距離弾道ミサイル「ムスダン」より脅威度が高いとされています。
北韓は、先月29日にも北倉付近から北東方向へ弾道ミサイル1発を発射しましたが、およそ50キロ飛行したあと空中で爆発し、韓国軍は失敗したとみています。
また今月14日には、北西部の平安北道(ピョンアンブクド)亀城(クソン)付近から新型の中距離弾道ミサイル「火星12型」1発を発射し、高度2000キロを超え800キロ先の海に着弾しており、アメリカ本土に届く大陸間弾道ミサイルの初期段階とする見方が広がっています。

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