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「北極星2型」 金正恩労働党委員長が実戦配備を指示

ニュース2017-05-22

北韓の国営朝鮮中央通信は22日、金正恩労働党委員長立ち会いのもと、新型中距離弾道ミサイル「北極星2型」の実戦配備に向けた最終発射実験を実施し、成功したと伝えました。
北韓は21日午後4時59分ごろ、内陸部の平安南道北倉付近から弾道ミサイル1発を発射、ミサイルはおよそ500キロ飛行し、韓国東の海、東海に落下しました。
朝鮮中央通信は、今回の発射は、実戦配備に向けた最終発射実験で、弾道弾の誘導と安定化、弾頭操縦体系の正確性、移動式発射台の性能などを十分検証したとしました。
発射実験に立ち会った金正恩労働党委員長は、「北極星2型」の実戦配備を承認、量産化するよう指示するとともに、核武力の多様化、高度化を督励し、今後とも核やミサイルの開発を続ける姿勢を強調したということです。
「北極星2型」は潜水艦発射型弾道ミサイル「北極星1型」を改良したもので、射程距離は2000キロ以上と推定されています。
固定燃料を使用することから、発射の兆候を事前に探知することは難しいとされています。
北韓は2月12日にも「北極星2型」の発射実験を実施しています。

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