「失望した」 米国務長官

アメリカのティラーソン国務長官は21日、北韓の弾道ミサイル発射について、「失望した」と述べました。
ティラーソン国務長官はこの日、FOXニュースのインタビューで、「失望し憂慮すべきことだ」としたうえで、「核開発計画を続けることは安全や繁栄への道ではないというアメリカのメッセージが伝わることに期待する」と述べました。
また、北韓への経済制裁や外交的な圧力は「まだ初期段階だ」として、圧力を強化していく考えを表明しました。
一方、国連安保理は北韓が21日に弾道ミサイルを発射したことを受けて、アメリカ、韓国、日本の3カ国の要請で、23日に緊急会合を開くことを決めました・
アメリカのヘイリー国連大使は、原油の供給中断、船舶の航行禁止など、追加制裁の手段は多く残っているとして、アメリカ独自の制裁や国連安保理の制裁を強化していく考えを示唆しました。
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