来月、全羅北道（チョンラブクド）茂朱（ムジュ）で開かれるテコンドーの世界選手権に北韓の選手団が参加することになりました。
韓国主導の世界テコンドー連盟（WTF）が22日、発表したところによりますと、来月24日から30日まで茂朱で開かれる2017世界テコンドー選手権に北韓が組織する国際テコンドー連盟（ITF）が選手団を派遣すると公式に伝えてきたということです。
これは、世界テコンドー連盟が今月10日に国際テコンドー連盟に招待状を送り、今月19日、国際テコンドー連盟から招待を受け入れる旨の返信を送ってきたことで実現したものです。
選手団は、役員や選手、合わせて34人で構成され、来月23日に中国北京を経てソウル入りし、7月1日に帰国する予定で、本大会には出場せず、開会式などでパフォーマンスとして技を披露することになりそうです。
北韓のテコンドー選手団が韓国を訪れるのは2007年4月以来10年ぶりです。
また今回の北韓選手団の韓国訪問は、文在寅（ムン・ジェイン）政権発足後、初めての南北のスポーツ交流となりそうです。

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