統一部 「北韓接触団体、マラリア予防支援が目的」

統一部は26日、北韓への人道支援を行う民間団体「わが民族同士助け合い運動」が申請した北韓との接触を承認したことについて、「マラリア予防などに向けた支援を協議するための接触を承認した」と述べました。
統一部のイ・ユジン副報道官は26日の定例会見で、「きょう、民間団体である‘わが民族同士助け合い運動’による、国境地域でのマラリア予防活動などに向けた人道支援について協議するための北韓との接触の申請を承認した」としたうえで、「接触方法は、ファックスまたは電子メールだ。今後、この団体から北韓訪問や物資の持ち出しについて申請があれば、接触の承認とは別に、人員や物資の中身、南北関係の状況、身の安全などを総合的に考慮して検討する」と説明しました。
李副報道官はまた、「政府は、北韓の挑発には断固として対応する一方で、人道支援などの民間交流は、国際社会の北韓制裁の枠組みを損なわない範囲内で柔軟に検討していくという立場だ」と述べました。
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