空母カール・ビンソン 母港帰還へ

韓半島周辺海域に派遣されていたアメリカ海軍の原子力空母カール・ビンソンが、母港のアメリカ西海岸のサンディエゴに戻ることが分かりました。
韓国政府関係筋が28日、明らかにしたところによりますと、カール・ビンソンは韓国海軍との一連の合同演習を終え、今週中にも母港のサンディエゴに向けて出発するということです。
カール・ビンソンは、先月末に韓半島周辺海域に到着し、韓国海軍と合同演習を行いましたが、韓国軍関係者は、弾道ミサイルの発射などの挑発行為を続ける北韓に対して、圧力を強化する狙いがあると説明していました。
カール・ビンソンに代わって、日本の横須賀を母港とする原子力空母、ロナルド・レーガンが韓半島周辺海域の警戒にあたる見通しです。
ロナルド・レーガンは今月16日に横須賀を出港して日本近海で哨戒作戦を展開しています。
アメリカ軍は、原子力空母ニミッツを新たに西太平洋に派遣するということです。
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