アメリカ空軍のB1B戦略爆撃機2機が、北韓のミサイル発射に合わせて韓半島上空に出撃したことが分かりました。
韓国政府関係筋によりますと、北韓が弾道ミサイルを発射した29日、B1B戦略爆撃機2機が韓国東の海、東海の上空に出撃し、アメリカ海軍の原子力空母カール・ビンソンの艦載機と共同訓練を行ったあと、韓国空軍のF15Kとともに韓半島上空を東から西に飛行したということです。
B1B戦略爆撃機は5月1日にも韓半島周辺上空に出撃し、韓国空軍のF15Kなどと共同訓練を行っています。
「死の白鳥」という別名があるB1Bは、アメリカ空軍の主力戦略爆撃機のひとつで、グアムから2時間半以内に韓半島上空に到着します。
B1B戦略爆撃機がたびたび韓半島周辺に出撃しているのは、弾道ミサイル発射を繰り返す北韓をけん制する狙いがあるとされています。

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