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北韓には対話・圧力を並行 韓米が一致

ニュース2017-06-02
北韓には対話・圧力を並行 韓米が一致

韓国とアメリカは、北韓の核問題の解決策をめぐって、対話と圧力を並行することで一致したもようです。
アメリカを訪れている大統領府青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長は現地時間の1日、ホワイトハウスでマックマスター国家安全保障問題担当大統領補佐官と1時間30分にわたって、会談しました。
同席した関係者らによりますと、2人は、北韓の核問題の解決をめぐって、対話と圧力を並行させることで一致したということです。
両国では新しい政権がそれぞれ発足していますが、北韓の核問題の解決をめぐっては、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、北韓との対話を、トランプ政権は、最大の圧力(maximum pressure)を重視する立場を取っていて、この問題をめぐって両国間で対立が生じるのではないかという懸念が出ていました。
しかし今回の会談で2人は、対話と、制裁などの圧力を並行させることでこの問題の糸口を早急に見出すという考えに重ねて共感を示したということです。
また2人は、今月開催される韓米首脳会談が、共同の解決策を模索するうえで、非常に時宜にかなったモメンタムになるだろうとして、期待を示したということです。
韓米両国の安全保障のトップが、北韓の核問題の解決策について、対話と圧力を適切に組み合わせる案で歩み寄り、原則として一致したことで、両国間の意見の食い違いによる衝突の可能性はぬぐえたという見方が出ています。

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