サード配備で韓米合意修正せず 鄭国家安全保障室長

大統領府青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長は、9日、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステムのサード(THAAD)の韓国配備についての、韓国とアメリカの間の合意を修正する考えはない、アメリカと引き続き緊密に連携して行くと述べました。
韓国政府は7日、環境影響評価が完了するまではサードの本格配備を先送りする方針を明らかにしました、
鄭義溶国家安全保障室長は、9日の記者会見でこの決定について、民主的なプロセスをとるための国内的な措置だと説明し、「サード配備の決定は、拡大する北韓の脅威から韓国と韓国駐留アメリカ軍を守るための措置であり、この決定を軽視することはない」と述べました。
また韓米間の連携を強化し、北韓の脅威に対応するための措置については、今月下旬に予定されている韓米首脳会談で協議すると述べました。
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